はまぞう › こんにちは!兵藤楽器店です。

  

2018年06月07日

1人よりも2人の方が楽しいですよね

こんにちは、兵藤楽器店磐田店のやましたです。
 
ピアノを2人で演奏するには連弾と2台ピアノの二通りの
演奏形態がありますが、その違いをご存知ですか?

連弾は、一台のピアノを二人で弾きます。
とうぜん鍵盤に向かって右側、左側と並んで座るので、
高音部担当と低音部担当と役割が分かれての演奏になります。
今みたいにテレビなど無かった19世紀のヨーロッパでは、
家庭の団欒にピアノ連弾は人気がありました。
夫婦で、親子で、兄弟で、姉妹で、当時の人たちはいろいろなペアで連弾を楽しみました。
ブラームスのハンガリー舞曲集やドヴォルザークのスラブ舞曲集は代表的な連弾曲集ですね。
 
一方、2台ピアノでの演奏は、一台1人での二重奏の演奏となります。
この場合、高音低音関係なく、1人で広い音域を演奏しますので、
たとえば、ピアノ協奏曲の2台ピアノ版とかがよく演奏されますね。
そして、ここがポイントなんですけど、
当然ながら、2台ピアノはピアノを二台必要としますので、
連弾のように家庭で気軽にというわけにはいきませんね。
演奏会場での演奏が前提に作曲された曲になりますので、
結果的に、技術的にも内容的にもより深い音楽となります。
 
意外に多くの作曲家が2台ピアノの為の曲を書いています。
ブラームスの有名なf-mollのピアノ五重奏曲も当初は2台ピアノ用だったんですよ。
 
さて、その2台ピアノ用の曲を集めた演奏会がゆやホールで開催されます。
出演されますピアニストの臼井秀馬さんは、
兵藤楽器店でピアノを習っていた元生徒さんなんですよ。
曲目は、定番のモーツァルトの2台ピアノのソナタから、
スクリャービンやルトスワフスキといった近現代曲までをカバー。
聴き応えたっぷりのプログラムとなっています。
チケットのお求めは兵藤楽器店磐田店までどうぞ。
 
Piano Duo Concert
2018年8月18日(土)
会場 磐田市 アミューズ豊田 ゆやホール
開場 13:30、 開演 14:00
料金 大人 2,500円 / 高校生以下 2,000円

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Posted by 兵藤楽器店スタッフ at 10:00コンサート告知

2018年06月03日

ピアノのことなら兵藤楽器磐田店へ

こんにちは、磐田店のやましたです。
6月になって暑い日が続いてますね。
水分をこまめに取る、出かけるときは帽子をかぶるなど、
暑さ対策はしっかりしましょうね。
 
さて、掛川店がリニューアル工事の間、鍵盤楽器の多くが磐田店に移動してきています。
いままで、磐田地区の生徒さんは、
ちょっと弾き比べをしてみたくても掛川まで行かないといけなかったのが
磐田店でじっくりもできるんですね。
現在、グランド、アップライト、クラビノーバ、エレクトーン、あわせて10台展示しております。
この機会にぜひお気軽にご来店下さい。
20180603  

Posted by 兵藤楽器店スタッフ at 19:06おすすめ!!

2018年05月26日

ジュニアミュージカル公演のご案内

兵藤楽器店のジュニアミュージカルコースは、
たくさんの生徒さんが在籍している人気のコースです。
ご存知の方も多いと思います。
その生徒さんたちの最も重要なイベント
ジュニアミュージカル公演のチラシが完成しました。
各会場に随時掲示していきますのでぜひご確認ください。
 
「いたずらっ子の学校」「EVER AFTER」の二本立てなんですね。
兵藤楽器のミュージカル公演は、毎回完成度が高く、
ボリュームたっぷりのすばらしい公演です。
夏休みはぜひ家族揃って、ミュージカル公演に出かけましょう!
 
ジュニアミュージカル公演
「いたずらっ子の学校」
「EVER AFTER」
2018年8月26日(日)
A公演 13:00、B公演 17:30
(A,B両公演とも同プログラムです)
上演時間は約3時間を予定(休憩含)
磐田市民文化会館ホール
入場料 1000円(全席自由席、対象4歳以上)


  

Posted by 兵藤楽器店スタッフ at 19:15イベント

2018年03月21日

毎日更新を一旦今日までとさせていただきます

こんにちは磐田店のやましたです。
今日、3月21日はJ.S.バッハの誕生日ですね。
モーツァルトもベートーヴェンもショパンもみなバッハを手本としています。
数多いる作曲家の中でもバッハの存在は別格ですね。
後世に与えた影響の大きさゆえに「音楽の父」と呼ばれているんですね
 
バッハの鍵盤曲に「フランス風序曲」という曲があります。
昨日紹介したイタリア協奏曲とともに発表されました。
一般的に知られているこの曲はh-mollなんですけど、
当初はc-mollで作られており、出版に際して移調されました。
なぜ移調されたのかは、バッハのなぞの一つとなっています。
 
フランス様式の序曲は、バロック時代盛んに作られた楽曲形式の一つであり
オペラやバレエの開始に使われた曲です。
一般的に付点音符の荘重なGraveの部分と
軽快なVivaceの部分から成り立っています。
バッハはヴィヴァルディやコレルリ、アルビノーニなど
ドイツ以外の作曲家の作品も盛んに研究していたので、
この序曲もその産物なのかもしれませんね。
 
当時の演奏に装飾音は欠かせないものでしたが、
その演奏方法は大きく分けて
短く鋭いフランス式とゆったりとしたドイツ式とがあります。
ドイツ人作曲家のバッハによるこのフランス風序曲は
はたしてどちらのスタイルで演奏すべきか、
演奏者にとっては大いに悩むところですね。
装飾音の解釈は人によって違い、
必ずこうしなければいけないというものではありません。
いろいろな人の演奏を聴いて
自分にあった装飾の付け方を習得しましょう。
 
さて、こちらのブログ、毎日更新してまいりましたが、
毎日の更新を一旦ここまでとさせていただき、
今後はお知らせ等のあるときに随時更新とさせていただきます。
今までブログをご愛顧いただきありがとうございました。
決してブログが終了するわけではありませんので、
今後もよろしくお願いします。
20180321
  

Posted by 兵藤楽器店スタッフ at 19:50

2018年03月20日

映画「耳をすませば」で天沢聖司が1番の出だしを演奏しましたよね

こんにちは磐田店のやましたです。
バッハの無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータは
全3曲ありますが、どれも大変魅力的な曲ですよね。
なかでも、2番の終曲「Chaconne」は
ブゾーニがピアノ独奏用に編曲して
それだけで単独で演奏されることも多い名曲ですね。
また、ブラームスもピアノ版に編曲しており、
こっちのほうは左手のみで演奏できるようになっています。
左手のみとはいえ、非常に優れた編曲で
原曲の荘厳さ、壮大さが少しも失われること無く編曲されています。
全音から出版されているブラームスのピアノアルバム2に
掲載されていますのでぜひ左手の演奏に挑戦してみませんか?
 
さて、掛川店でご盛況いただきました
文具・雑貨フェアを、磐田店でも開催しており、
おかげさまでご好評いただいております。
 
筆記具やバッグ、タオル、コースター、マグカップなどなど
多くの種類を取り揃えております。
通常は店頭においていない商品もございますので
ぜひご来店いただいて、手にとっていただきたいと思います。
 
おすすめ商品は、バッハの無伴奏ヴァイオリンの為の
パルティータ第1番の自筆譜が印刷されたレッスンバッグ。
作りがしっかりしていて、お稽古かばん以外としても使えそうですね。
色合いも落ち着いていて素敵ですよ。
20180320
  

Posted by 兵藤楽器店スタッフ at 17:07